2021年02月12日
作庭 I邸 富士宮市
ただ今、富士宮市でお庭のリフォーム中です。
リフォームといってもほぼそっくり全部作り替え。
着工前の状況↓
沢山の庭木が植えられていました。
その中から新しい庭に使える物は剪定し、
ごめんなさいする物は伐採していきます。
同じ庭の中での植替えですが
一つ一つしっかりと根巻きし大事に扱います。
施主様が大事にされている大きなアンズは
3mほど動かすのに直径1.5mの大きな根鉢を作り
移動しました。
幸い大物はほぼ落葉樹だったので
この時期なら掘り取りに十分耐えられます。
どんな庭に仕上がるのか今から楽しみです。
また追ってアップしていきますね。
リフォームといってもほぼそっくり全部作り替え。
着工前の状況↓
沢山の庭木が植えられていました。
その中から新しい庭に使える物は剪定し、
ごめんなさいする物は伐採していきます。
同じ庭の中での植替えですが
一つ一つしっかりと根巻きし大事に扱います。
施主様が大事にされている大きなアンズは
3mほど動かすのに直径1.5mの大きな根鉢を作り
移動しました。
幸い大物はほぼ落葉樹だったので
この時期なら掘り取りに十分耐えられます。
どんな庭に仕上がるのか今から楽しみです。
また追ってアップしていきますね。
2021年02月01日
アオスジアゲハ 羽化
去年の秋ごろだったか
現場で出る枝葉ゴミに蝶の蛹がくっついているのをみつけた。
持って帰って子供たちと観察。
この仕事をしているとたまにある事で、
今までも何度か蛹を持ち帰ったことがあります。
その蛹が昨晩羽化↓
ウチの子供たちは昆虫が大好きなので
とても喜んでました。
蛹の形からアオスジアゲハであることは判っていましたが、
羽化したての羽根はもちろん傷もなくとっても綺麗。
この仕事をしているお陰か、
この歳になっても毎日自然と触れ合い、
子供の頃と同じ感情が湧いてくる。
そして子供と同じ目線で自然と向き合える。
幸せですね^^
アゲハ蝶君、チップにされなくて良かったね。。
現場で出る枝葉ゴミに蝶の蛹がくっついているのをみつけた。
持って帰って子供たちと観察。
この仕事をしているとたまにある事で、
今までも何度か蛹を持ち帰ったことがあります。
その蛹が昨晩羽化↓
ウチの子供たちは昆虫が大好きなので
とても喜んでました。
蛹の形からアオスジアゲハであることは判っていましたが、
羽化したての羽根はもちろん傷もなくとっても綺麗。
この仕事をしているお陰か、
この歳になっても毎日自然と触れ合い、
子供の頃と同じ感情が湧いてくる。
そして子供と同じ目線で自然と向き合える。
幸せですね^^
アゲハ蝶君、チップにされなくて良かったね。。
2021年01月29日
洋種椿
先日の現場です。
とても見事なツバキが咲いていたので
一枝貰ってきました。
詳しい品種は施主様も忘れてしまったそうで
わかりませんが、
大輪の八重咲でとても華やか。
花だけ見るとバラにそっくりですね。
ツバキが外国でも人気なのが良く判ります。
先日ブログにアップした侘助と比較すると
同じ種類の木なのにかなり対照的。
個人的にはやっぱり慎ましやかに咲く侘助や
原種に近い物が好きです。
品種改良が進むと本来の良さが失われていくような
気がします。
まあ個人的な主観ですが。
もちろん改良物の良さもあります。
花付きが良かったり、強かったり・・・。
どちらにしても庭に花が咲くっていいですよね^^
花を愛でる心持が大切だと思います。
「葉や花びらが散らかるからヤダ」
とか耳にすることがたまにありますが
寂しいことです。
散らかったら掃除すればいいのです。
「竹ぼうきを選ぶ楽しみが出来た」
位に考えてみてはいかがでしょうか。。。
とても見事なツバキが咲いていたので
一枝貰ってきました。
詳しい品種は施主様も忘れてしまったそうで
わかりませんが、
大輪の八重咲でとても華やか。
花だけ見るとバラにそっくりですね。
ツバキが外国でも人気なのが良く判ります。
先日ブログにアップした侘助と比較すると
同じ種類の木なのにかなり対照的。
個人的にはやっぱり慎ましやかに咲く侘助や
原種に近い物が好きです。
品種改良が進むと本来の良さが失われていくような
気がします。
まあ個人的な主観ですが。
もちろん改良物の良さもあります。
花付きが良かったり、強かったり・・・。
どちらにしても庭に花が咲くっていいですよね^^
花を愛でる心持が大切だと思います。
「葉や花びらが散らかるからヤダ」
とか耳にすることがたまにありますが
寂しいことです。
散らかったら掃除すればいいのです。
「竹ぼうきを選ぶ楽しみが出来た」
位に考えてみてはいかがでしょうか。。。
2021年01月23日
黒松の剪定 ウバタマムシ現る
昨日の現場です。
黒松の剪定をしてるとたまに現れるんですよね
ウバタマムシ君。
タマムシと言えば虹色に輝くヤマトタマムシを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが
実は国内だけでも約240種もいるんですよね。
普段見かける事は皆無ですが。
ヤマトタマムシですらほとんど見かけません。
このウバタマムシは松に集まる種類なので
特に秋~冬の剪定時に越冬するために
葉の中に潜り込んでいる個体にたまに遭遇します。
滅多に見かけない虫なので何となくお得な気持ちになります。
が、
庭木にとっては害虫なんですよね。
タマムシの仲間は特定の樹種に卵を産み付け
幹の中で幼虫が成長しますので
著しく樹勢を落として時には枯らしてしまうこともあります。
個人的には昆虫を含め自然の物が大好きなんですが
仕事では殺虫剤を撒く・・・と言う矛盾。
庭木を守るためにジレンマに苛まれます^^;
樹勢の弱くなった木ほど病害虫にやられるので
ベストは庭木を健康に保ち、薬剤散布を減らすことですかね。
ウバタマ君、起こしちゃってごめんね。
黒松の剪定をしてるとたまに現れるんですよね
ウバタマムシ君。
タマムシと言えば虹色に輝くヤマトタマムシを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが
実は国内だけでも約240種もいるんですよね。
普段見かける事は皆無ですが。
ヤマトタマムシですらほとんど見かけません。
このウバタマムシは松に集まる種類なので
特に秋~冬の剪定時に越冬するために
葉の中に潜り込んでいる個体にたまに遭遇します。
滅多に見かけない虫なので何となくお得な気持ちになります。
が、
庭木にとっては害虫なんですよね。
タマムシの仲間は特定の樹種に卵を産み付け
幹の中で幼虫が成長しますので
著しく樹勢を落として時には枯らしてしまうこともあります。
個人的には昆虫を含め自然の物が大好きなんですが
仕事では殺虫剤を撒く・・・と言う矛盾。
庭木を守るためにジレンマに苛まれます^^;
樹勢の弱くなった木ほど病害虫にやられるので
ベストは庭木を健康に保ち、薬剤散布を減らすことですかね。
ウバタマ君、起こしちゃってごめんね。
2021年01月21日
沼津市 高木剪定 ケヤキ
先日の現場ですが
個人様のお庭で高木の剪定を行いました。
モミジ、エゴ、アオダモなどなど
ここのお庭はかなり大きな木ばかり
その中でも特に大きなのがこのケヤキ
高所作業車が入らないので
もちろん登っていきます。
ちゃんと手入れした荒れてないケヤキなので
掴まる所があまりありません。
ケヤキは素登りするにはやっかいですよね。
数年前にツリークライミング用の装備を揃えましたが、
いまだ未使用。
こんな時使えたらなぁ・・・とは思うんですけどね。
やがての課題です。
個人様のお庭で高木の剪定を行いました。
モミジ、エゴ、アオダモなどなど
ここのお庭はかなり大きな木ばかり
その中でも特に大きなのがこのケヤキ
高所作業車が入らないので
もちろん登っていきます。
ちゃんと手入れした荒れてないケヤキなので
掴まる所があまりありません。
ケヤキは素登りするにはやっかいですよね。
数年前にツリークライミング用の装備を揃えましたが、
いまだ未使用。
こんな時使えたらなぁ・・・とは思うんですけどね。
やがての課題です。
2021年01月19日
庭木に鳩の巣
昨日の現場です。
個人宅の庭のお手入れをさせていただいたのですが
アラカシを剪定していると
なんとご在宅w
まあ、植木屋あるあるですね。
こんな時、すかさず周りを見渡すと・・・・
やっぱり親鳥が近くでみてる。
今回のお客様は
「無理に切らなくて良い」と言ってました。
取り合えず巣の周りだけ残して剪定。
どーしても困った時は野鳥を保護してくれる
動物病院に持っていくこともあります。
巣に気が付かずに剪定が進んでしまった場合、
親鳥がそのまま見捨ててしまうこともあるので・・・。
ところで、庭木を剪定していると良く鳥の巣を見かけますが
鳩以外の巣の場合はほぼ空です。
一度だけカラスのヒナにあたったことがありますが
その他の小さい巣なんかは決まって空。
なんででしょうかね?
鳩はお住まいのケースが多いですw
個人宅の庭のお手入れをさせていただいたのですが
アラカシを剪定していると
なんとご在宅w
まあ、植木屋あるあるですね。
こんな時、すかさず周りを見渡すと・・・・
やっぱり親鳥が近くでみてる。
今回のお客様は
「無理に切らなくて良い」と言ってました。
取り合えず巣の周りだけ残して剪定。
どーしても困った時は野鳥を保護してくれる
動物病院に持っていくこともあります。
巣に気が付かずに剪定が進んでしまった場合、
親鳥がそのまま見捨ててしまうこともあるので・・・。
ところで、庭木を剪定していると良く鳥の巣を見かけますが
鳩以外の巣の場合はほぼ空です。
一度だけカラスのヒナにあたったことがありますが
その他の小さい巣なんかは決まって空。
なんででしょうかね?
鳩はお住まいのケースが多いですw
2021年01月16日
天然キクラゲ
昨日まで企業さんの緑地帯の片付け作業をしていました。
数年間放置されていた枝葉や幹の片付けです。
その量、ざっと2tダンプトラック15台分・・・・。
すごい量ですね。
重さで言うと軽く10t以上です。
まぁ重機で片づけるのであっと言う間ですけど。
さて、そんな作業の中こんな物を発見
キクラゲですね。
山や林の中に入った時に割と良く見かけますが
この時期にはほとんど見かけないような・・・。
今年はやっぱり暖かいんですかね。
ここは工場内なので気が進みませんが
山の中だったら採取して食レポですね。
天然のキクラゲは乾燥キクラゲ同様に特に味はありませんが
食感が良く、肉厚で美味しいです。
皆さん見かけたら是非食してみてください。
(もちろん自己責任で)
数年間放置されていた枝葉や幹の片付けです。
その量、ざっと2tダンプトラック15台分・・・・。
すごい量ですね。
重さで言うと軽く10t以上です。
まぁ重機で片づけるのであっと言う間ですけど。
さて、そんな作業の中こんな物を発見
キクラゲですね。
山や林の中に入った時に割と良く見かけますが
この時期にはほとんど見かけないような・・・。
今年はやっぱり暖かいんですかね。
ここは工場内なので気が進みませんが
山の中だったら採取して食レポですね。
天然のキクラゲは乾燥キクラゲ同様に特に味はありませんが
食感が良く、肉厚で美味しいです。
皆さん見かけたら是非食してみてください。
(もちろん自己責任で)
2021年01月09日
アラカシ 強剪定
昨日の現場です。
アラカシの強剪定ですね。
二回りかそれ以上小さく剪定しました。
場所は集合住宅の一角で
隣地にもはみ出ており、尚且つ車の通行にも支障。
こういった場所には合わない庭木ですね。
本当はこの一番寒い時期にこんなに切りたくはないのですが
仕方なし・・・です。
最初に植える時にもう少し配慮が・・・
とは思いますが、昨今に住宅事情を考えると
ある程度は仕方がない様な気もします。
あまり配慮しすぎると緑がなくなってしまう・・・。
伐採の依頼でなかったのが救いです。
がんばれアラカシ君!
アラカシの強剪定ですね。
二回りかそれ以上小さく剪定しました。
場所は集合住宅の一角で
隣地にもはみ出ており、尚且つ車の通行にも支障。
こういった場所には合わない庭木ですね。
本当はこの一番寒い時期にこんなに切りたくはないのですが
仕方なし・・・です。
最初に植える時にもう少し配慮が・・・
とは思いますが、昨今に住宅事情を考えると
ある程度は仕方がない様な気もします。
あまり配慮しすぎると緑がなくなってしまう・・・。
伐採の依頼でなかったのが救いです。
がんばれアラカシ君!
2021年01月07日
数寄屋侘助
お正月休みも終わり、
ややのんびりした時間が流れています。
昨日伺ったお庭はお茶の先生のお宅。
茶花に使うたくさんの花木、山野草に囲まれた
お庭です。
数寄屋侘助。
とても清楚で綺麗ですね。
個人的には華々しい豪華な花よりも
ちょっと遠慮がちに咲く花が好きです。
日本の冬に一番合っているようにも思います。
ところで、ツバキの仲間は世界中で愛され、
品種はなんと2000種以上だそうです。
茶花の種類もまだまだ勉強中なのですが・・・・
一人前への道のりは遠いです。
ややのんびりした時間が流れています。
昨日伺ったお庭はお茶の先生のお宅。
茶花に使うたくさんの花木、山野草に囲まれた
お庭です。
数寄屋侘助。
とても清楚で綺麗ですね。
個人的には華々しい豪華な花よりも
ちょっと遠慮がちに咲く花が好きです。
日本の冬に一番合っているようにも思います。
ところで、ツバキの仲間は世界中で愛され、
品種はなんと2000種以上だそうです。
茶花の種類もまだまだ勉強中なのですが・・・・
一人前への道のりは遠いです。
2021年01月04日
赤松の剪定
まだお休み中なので昨年末の現場の画像です。
赤松の剪定後の姿。
画像では判り辛いですが
池に掛かった斜幹造りになっている古い赤松です。
もう何十年もこの大きさを保っている大きな盆栽の様な庭木。
とても立派です。
今回、僕が三分の一くらい、
残りを修行中の職人さんに手入れしてもらいました。
3年目になる従業員さんですが、
なんと女性です。
女性と言えども、この寒い時期に素手で松葉の中に手を差し込んでいきます。
そして終わるころには指先真っ黒、
そしてササクレが・・・・
でもちっとも弱音吐かないんですよね。
それどころか、今年から松を触らせて貰えて
楽しいそうです。
楽しめるって事は、それだけで
良い職人になる素質有。
これからも頑張ってもらって、じっくり育てたいと思います。
そしてそんな職人さんが会社に居るってありがたいです。
働く人みんながそんな風に思える会社になるよう
僕も日々努力です。
赤松の剪定後の姿。
画像では判り辛いですが
池に掛かった斜幹造りになっている古い赤松です。
もう何十年もこの大きさを保っている大きな盆栽の様な庭木。
とても立派です。
今回、僕が三分の一くらい、
残りを修行中の職人さんに手入れしてもらいました。
3年目になる従業員さんですが、
なんと女性です。
女性と言えども、この寒い時期に素手で松葉の中に手を差し込んでいきます。
そして終わるころには指先真っ黒、
そしてササクレが・・・・
でもちっとも弱音吐かないんですよね。
それどころか、今年から松を触らせて貰えて
楽しいそうです。
楽しめるって事は、それだけで
良い職人になる素質有。
これからも頑張ってもらって、じっくり育てたいと思います。
そしてそんな職人さんが会社に居るってありがたいです。
働く人みんながそんな風に思える会社になるよう
僕も日々努力です。